防犯カメラ
解像度の目安
防犯カメラを取り付けたい!でも選び方が分からない。
そんなお客様の声が多いのですが、専門的過ぎる話をしても
伝わらない部分が多く余計に分からなくなってしまいます。
そこでカメラやシステムの選択ポイントを絞ってみました。
カメラの画素数
一番の謳い文句は画素数でしょう。画素数が大きいから綺麗その通りです。
ですが画素数が大きいとそれだけデータが大きくなり長期間保存が大変になります。
30万画素
100万画素
200万画素
3つの画像を比較すると草のディティールがかなり違うかと思います。
細かい部分が鮮明という事は人物の顔なども細かく写るという事です。
ですが監視という事を主とするならば30万画素でも良く。100万画素位でも充分です。
暗視性能
カメラ監視は昼夜行われ昼の監視はどの製品でも不満が出る事はそうそうありません。
しかし犯罪件数の増える夜の監視となるとそれなりの製品差が現れます。
一番推奨しますのは照明を設置して頂くことです。高級機を買うよりも安価で済みます。
夜間監視による違い
監視カメラ照明点灯時
監視カメラ照明消灯時
監視カメラには赤外線暗視機能が装備されている物が多くあります。
上記画像の消灯時にも赤外線は点灯しています。
しかしながら赤外線は思うほど遠くを照らしてはくれません。照射範囲も結構狭いのです。
例外的に光源を嫌う場所には別体の赤外線投光器を設置しますが、一般的には照明の対金銭効果の高さがお分かり頂けるかと思います。
設定目安
レンガ外壁に
今回の依頼主様宅はレンガ調サイディング。陶器で出来た外壁なのです。
他の業者には断られたとの事で弊社へご相談頂きました。
お任せ下さい!!
レンガや陶器・石などの穴あけに使うドリルですが
かなりチカラが必要で、壁面などの体勢だと
結構時間のかかる作業です。
しかもドリルは意外と耐久性が低いので
このようにすぐに刃が鈍ってしまいます。
鈍った刃で切り続けると最悪はレンガの破損
にも繋がるので困ったものです。
そこで弊社愛用のホルソーです。
表面にはダイヤモンドを蒸着させた物。
切削は水をかけながら行います。
チカラもそんなにいらず、スタートこそ
コツと感が必要ですが綺麗な穴が空きます。
綺麗な外壁なので心配されるのも納得です。
何処にカメラが設置されているんですか?
というくらい今のカメラは小さいです。
犯罪抑止としては微妙な感じもしますが・・・
こちらに付いております。
一般のご家庭ではゴツイケースの物よりも
こういった目立たない小型の物の方が
外観を損ねなくて良いのではないでしょうか。
設置が困難なケースには
監視カメラの設置場所は様々です。今回ご提案させて頂くのは電源が取れない。
レコーダーの設置場所がない。そんな環境への対応法をご紹介します。
次のような設置環境において上記の問題が発生することがあります。
●ゴミの不法投棄
●獣害による農作物被害
●アパート等の共有部
●賃貸等で壁面工事が不可能
カメラ・レコーダーを設置するのにはコンセントが必要ですが野外、しかも建物から距離があり個人所有の環境ではない時があります。
アパート等では監視はしたいのだけれどレコーダーを設置する場所がありません。
住居者様宅に設置となると監視に発生する電気代やプライバシー管理の問題が発生します。
そんな時にはトレイルカメラと言われる物をお勧めします。
トレイルカメラは通常の監視カメラの様に常時録画はしません。
センサーが動く赤外線を感知すると、設定された時間だけ録画します。
体温がある程度ある物。人や動物などに反応すると思って頂ければ良いです。
内蔵されたメモリーカードに録画しますのでレコーダーが必要有りません。
何か問題が発生したときに見るという感じです。
録画時間についてはメモリカードの容量と録画頻度により差が大きいのですが
1ヶ月位は大体の物が大丈夫なようです。
そういった仕様ですのでバッテリーが長持ちします。
標準的な動作だと3ヶ月程持つ物もあります。またソーラーパネルを備えた機種もあり、
天候に恵まれればバッテリーの心配が全くない物もあります。
機種にもよりますが自宅Wi-Fi環境下であれば、リアルタイムで監視も出来ますし
センサーが反応し録画した時にスマフォに通知してくれたりします。
電源ケーブルや同軸ケーブルなどの配線工事が伴わないので設置も簡単です。
いかがでしょうか。制限の厳しい場所へも対応出来るかもしれません。
ご家庭でも積極利用
防犯カメラはリアルタイムで映像を記録します。
これらは後々の証拠を明確にするための理由が強く、現行犯を確保する目的にはあまり使用されません。
何故なら四六時中モニターを見ている訳にはいかないからです。
併せて偶然にも犯行現場を確認出来たとしても、そこへ赴くのは危険すぎます。
そのような場合は警察に連絡しましょう。
さて、先日杉並保育士殺害事件と称される痛ましい事件が起こってしまいました。
現在報道されている内容としては留守中に家屋内に侵入し被害者が帰ってくるのを待っていたと。
大変残念なことに被害者の方は亡くなってしまいました。
また空き巣に入った犯人が予想外に家主が帰宅してしまい、犯人と遭遇してしまう事もあるようです。
これらの事件は防げなかったのか。
監視カメラはもう企業向の物ではなく一般家庭でも導入できる程簡単で安くなっています。
この春一人暮らしを始めるお子様や実家にいるご両親などにも安心を届けて下さい。
例えばこちらのカメラは設定が大変楽で、設置場所にインターネット環境があれば
外出先から映像を確認する事が出来ます。
なによりも、動態検知をしてスマートフォンに異常発報してくれます。
メールでも通知が出来ます。
そうです。お出かけ前にセットする又はスケジュールを設定する事で、留守宅を
本当にリアルタイムで監視してくれるのです。
このような機能を使えばこの度の様な痛ましい事件は起きなかったのでは?と
ただただ残念でなりません。
自分だけは大丈夫。まだまだ日本は安全な国。というのはもう古いのです。
自分の身は自分で守る。愛する家族を守るのは自分だという気概が必要です。
防犯カメラというより監視カメラですね。